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Protoolsについて

多くのミュージシャンがMACを使う大きな理由のひとつにPro Toolsの存在があります。ProTools(プロツールズ)とは、digidesign社が開発、販売している、PCベースで動作するソフト及びハードウェアで、90年代初頭にプロフェッショナル向けのレコーディングシステムとして販売された、言わばプロ御用達のDAWと言えます。当時はコンピューターのスペックも今ほど高性能ではなく、従来のPCベースの音楽制作ではMIDIを使うのが限界でした。その当時から音声処理のみを専用ハードに任せ、パソコン本体に付加をかけずに、オーディオ録音、編集を可能にしたdigidesignの功績は偉大と言えます。現在でもプロユースの制作環境のほとんどはdigidesignで行われており、Pro Tools環境をウリにしているスタジオもめずらしくありません。

多くの人が勘違いされがちですが、現在のPro ToolsはMacintosh専用というわけではありません。また、現在のパソコンのスペックを考えると、市販されてるコンシューマー向けのDAWソフトでもPro Toolsに格段に劣るということもありません。通常使用では全く支障はないと思います。ただ、古くからの流れで音楽制作という世界においては、Macintoshが標準という現状が変わらないのも事実です。

DTM業界ではWindowsが有利?

DAWとDTMの違いを明確にするのは難しいかもしれませんが、それは別の機会でお話させて頂くとし、DTM業界でWindowsのシェアが多いのは一般のパソコンのシェアから考えても当然のことと言えるでしょう。Windows95の時代からシンセサイザーや音源モジュールにSinger Song WriterやXGWorksといったソフトがバンドルされてきました。当時のユーザーがDTM環境からDAW環境に移行している現状、Windowsが音楽制作のスタンダードになる日も遠くないのかもしれません。

Pro Toolsの価格

Protools

パソコンに負担をかけず、代わりに専用のDSPに依存するPro Toolsは、DSPカードやオーディオI/Oの数を必要に応じて追加できる柔軟なシステム構築を可能としました。それ故にシステムを構成するマシンの費用は大変高く、100万円を軽く超えるのが普通です。但し、DSPカードを用いずCPU上での音声処理を行うコンシューマ向けに開発されたPro tools LEなどは値段的にもシステム的にもお手ごろ。ラックにプラグインエフェクト、HD、フィジカルコントローラなどを用意する必要がある通常のシステムとは 違い、LEの場合、別途用意する必要のあるハードウェアはオーディオインターフェイスだけ。ProTools LEがバンドルされているオーディオインターフェイスにはMBOXなどがありますが、価格は6万円程度、フィジカルコントローラーを搭載した digi001、digi002などでも30万円くらいで購入できます。

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